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「神のダイスを見上げて」知念実希人 をよんで思ったこと[小説]

こんばんわ、kenoです。

ちょうどさっき表題の本を読み終わりました。

僕の感想としては、とても面白かった!

けれど、その後エンディングが気になってほかの読者の感想を見てみたら以外に評価が高くない...

そこでちょっと考えたことがあったので記しておきます。

※ネタバレはなしです!

 

 

「神のダイスを見上げて」あらすじ

僕なりのあらすじとしては、

もうすぐ地球に衝突するといわれている小惑星ダイス。このダイスが地球に衝突すると地球上のほぼすべての場所が破壊され人類は滅亡する。そんなさなか、最愛の姉を殺された主人公の漆原亮。姉を失った亮にできることはダイスが降ってくる前に姉を殺した犯人を見つけ、自らの手で復讐を遂げること。しかし犯人を追っていく中で亮が警察に追われる羽目になってしまう。亮は犯人を見つけられるのか。

といった感じです。

知念先生の本は医療モノや病院の先生が主人公のものが多いんですが、今回はあまりそういったものは出てこなかったですね。そういった意味では「硝子の塔の殺人」もどちらかというとミステリーに重きをおいた作品ですね。

 

本を読んだ感想

先ほど読み終わったのですが、やっぱり面白かった!特に最後の辺り、もうすぐダイスが落ちてくる!って時の緊迫感は読む手が止まらなかったです。

じつは最初のほうはちょっと物語が普通で、今回は読むのむずかしいかな、と思っていたんですが、後半の亮の行動力がエグくてとても引き込まれました。

それからここでは述べませんが最後にわかる事件の真相もなかなか面白かったです。

総じて僕の感想は「読後感半端ない」ですね。

その後...

エピローグまで読み切った後、読者の解釈が分かれるタイプのエンディングだったので皆どんな感じで読んだのかなと思ってネタバレありの感想が書かれているサイトを見てみたら、意外と面白くないというか、微妙かも、という反応が多かったんです。

あれ、そうなの?というのが率直な意見なんですが、思い返してみるとこれまでの人生でもそういうことあったなぁ、と。

細田守さんの「竜とそばかすの姫」とか、ちゃんとした声優じゃないことで色々酷評されていた時代もあったじゃないですか。

僕あれめちゃくちゃ好きなんですけど、なぜ評価されてないのかなぁと思ったことがあります。

結論、おそらくですけど僕は世の中の作品に対しての、面白さのハードルが低いのかなと思いました。これってめちゃくちゃお得じゃないですか?

酷評してる人よりも楽しめるコンテンツが多い!

終わりに

何が言いたかったかっていうと、面白さのハードルは下げておくべきってことですね。

もちろん、「すべての人がこの小説をつまらないと言った」わけではないことはわかってます。「作品のレベルを上げるために批評する人が必要」であることも知ってます。

僕はそこまで深く考察したり批評したりするのは苦手なのでライトに楽しんでます。

というわけで気になった方は以下のリンクよりご購入ください!

kenoでした。